ニュースになっていますが、日本で麻疹(はしか)の感染症が報告されています。
過去のワクチン歴やすでに罹患しているか不安な方は、麻疹抗体を測定することができます。
(自費診療:3,500円/EIA法 4~7日程度) 抗体検査のページへ
ご本人が不安なだけでなく、周囲に妊婦さんやこれから妊娠を考える方がいる場合なども、検査をご検討ください。
抗体が不足している場合にワクチン接種が必要となりますが、現在ワクチンは不足しています。これまで免疫のない小児を優先しています。ご了承ください。
麻疹は、過去の推移を見ると、平成19・20年に10~20代を中心に大きな流行がみられましたが、平成20年より5年間、中学1年相当、高校3年相当の年代に2回目の麻疹ワクチン接種を受ける機会を設けたことなどで、平成21年以降10~20代の患者数は激減しました。また平成22年11月以降のウイルス分離・検出状況については、海外由来型のみ認めており(輸入された麻疹)、平成19・20年に国内で大流行の原因となった遺伝子型D5は認めておりません。
平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻疹の排除状態にあることが認定されました。かつては毎年春から初夏にかけて流行が見られていましたが、排除後は、海外からの輸入例と、輸入例からの感染事例のみを認める状況となっています。
(厚生労働省のWebページより転記)